ブレゲの「クラシック トゥールビヨン パーペチュアルカレンダー Ref. 3797
アブラアン-ルイ・ブレゲがトゥールビヨンの特許を取得したのは1801年6月26日のことで、昨日はこの伝説的な複雑機構が誕生して213年目の記念日でした。ブレゲはニューヨークの5番街ブティックでトゥールビヨン・デーを祝い、トゥールビヨン・リストウォッチの展示を行いました。3797 Classique Tourbillon Perpetual Calendar」です。6時位置の巨大なトゥールビヨンだけでなく、閏年表示とレトログラードデイトを備えた完全な永久カレンダーを上部に備えています。この時計は、ブレゲの原点と今日のブレゲの可能性を示す、最高の時計です。
ref.3797を見ただけで、とても複雑な時計であることがわかります。3797を見ただけで、非常に複雑な時計を手にしていることがわかります。ブレゲの特徴のひとつは、アブラアン-ルイ・ブレゲが18～19世紀に製作した懐中時計を彷彿とさせる、複数のパターンと仕上げを組み合わせた優れたギョーシェ文字盤です。このモデルでは、サファイアのチャプターリングを含む一連のディスクが交差しており、比較的混み合った文字盤に軽快な印象を与えています。レトログラード日付針がこのチャプターリングの下を通り、12時位置にある独自のレジスターに到達していることにもお気づきでしょう。
オフセンターの時刻表示とレトログラードデイトに加え、9時位置に曜日表示、3時位置に月表示、そして6時位置にはオーバーサイズのトゥールビヨンと3本スポークの秒表示を備えています。月表示の内側には、微妙な閏年表示があり、あるに越したことはないのですが、それが強調されないようにうまく隠されています。
3797では、トゥールビヨンが非常にうまく表現されています。大きなブリッジは、ほとんどねじれたような外観で、時計全体の外観にダイナミズムを与え、伝統的なギョーシェ仕上げとは少しモダンなコントラストをなしています。ブレゲの伝統的な振動数である2.5Hzで振動するトゥールビヨンは、その動きを存分に味わうことができる。もちろん、ヒゲゼンマイもブレゲのオーバーコイルを使用しています。針はすべてブルースチール製で、彩りを添えています。ローズゴールドのモデルも素敵ですが、プラチナケースに合わせるとさらに素敵だと思います。
3797を裏返すと、装飾が施されたキャリバー558 QP2ムーブメントを見ることができます。文字盤側では旧世界と最先端の美学が混在していますが、こちらのプレートは非常に華麗で、ヴィンテージの懐中時計に由来するような印象を受けますね。キャリバーは41mmのケースをきれいに満たし、21石で50時間のパワーリザーブを備えています。他のブレゲの時計と同様、この時計もディテールへのこだわりが非常に高く、装着感も仕上げも一級品です。
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